古い給湯器を長持ちさせる
メンテナンス方法と
交換のタイミングは？

1.定期的な清掃と点検

給湯器を長く使用するためには、日頃のケアが重要です。10年以上経過した給湯器は特に注意が必要です。

排気口や吸気口のホコリや虫の巣を定期的に除去し、適切な換気を確保しましょう。 循環アダプターのフィルターは汚れが溜まりやすいので、月1回程度の清掃が推奨されます。 外装は湿った布で優しく拭き、カビやサビの発生を防ぎます。

こういった作業は、給湯器の寿命を延ばすだけでなく、不具合を早期に発見するのにも役立ちます。

2.凍結防止の対策をする

寒冷地では、凍結による故障を防ぐことが重要です。保温材を配管に巻いたり、寒冷地用の部品に交換したりすることで、凍結のリスクを軽減できます。 また、凍結予防運転機能を活用することも効果的です。このような対策により、お湯が出なくなるトラブルを防ぐことができます。

3.単機能給湯器を選ぶ

機能が多い給湯器は、部品点数が多く、故障しやすい傾向があります。長持ちさせるためには、機能がシンプルな単機能給湯器を選ぶのもおすすめです。

4.入浴剤を入れたら追い焚きをしない

入浴剤の中には、追い焚きすると成分が分解されて、浴槽や給湯器を傷める可能性があります。入浴剤を入れた場合は、追い焚きをしないようにしましょう。エコキュートを設置しているご家庭も、入浴剤の使用は細心の注意が必要です。詳しくはこちらの記事を見てください。

日々の使用方法を見直すことで、給湯器の寿命を延ばすことができます。お湯を使わないときはレバーを水側にするなど対策をしていきましょう。 また、適切な温度設定を心がけることで、給湯器への負担を軽減できます。

定期メンテナンスの重要性

プロによる定期点検は、給湯器の安全性と効率を維持するために不可欠です。年1回程度、専門業者による点検を受けましょう。 点検内容には、部品の状態確認、燃焼状態のチェック、水漏れの有無、安全装置の動作確認などが含まれます。

定期的なメンテナンスには、故障の早期発見と予防、効率的な運転による光熱費の削減、給湯器の寿命延長、安全性の確保といったメリットがあります。

10年以上経過した給湯器には、様々なリスクが伴います。

1.一酸化炭素中毒

不完全燃焼により一酸化炭素が発生し、重大な健康被害を引き起こす可能性があります。

2.火災・爆発事故

老朽化した部品が原因で、火災や爆発事故が発生するリスクがあります。

3.漏電による感電

電気系統の劣化により、感電事故の危険性が高まります。

4.水漏れの危険性

配管や接続部の劣化により、水漏れが発生し、家屋に損害を与える可能性があります。

一般的に、給湯器の寿命は10〜15年とされています。以下の場合は交換を検討しましょう。

• 設置から10年以上経過している
• 頻繁に故障や不具合が発生する
• 修理費用が高額になってきた
• エネルギー効率が低下し、光熱費が増加している

古い給湯器の買取と廃棄・処分について

古い給湯器の処分せざる負えなくなった場合、買取や廃棄・処分を考える方もいると思います。 一部の業者では古い給湯器の買取を行っていますが、10年以上経過した給湯器は買取対象外となることが多いです。 買取を希望する場合は、複数の業者に相見積もりを取ることをおすすめします。買 取価格は機種や状態によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。 買取が難しい場合や希望しない場合は、処分になりますが、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

古い給湯器は危険性が高いため、早めに交換を検討することをおすすめします。給湯器の交換をお考えの方は、ぜひ正直屋にお問い合わせください。 リンナイやノーリツ、パロマなど有名メーカーを取り揃えています。ガス代をよりおトクに節約できるエコな給湯器もご提案しています。「エコジョーズ」をはじめとする省エネ性能の高い給湯器など、幅広い商品を取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください。

正直屋では、熟練の施工スタッフによる確実な工事と、お客様に最適な給湯機器の選定で、安心してお取替えいただけます。 さらに、工事完了後も10年間の無料工事保証をお付けしています。万が一の故障やトラブルにも迅速に対応し、無償で修理いたします。