エコキュートの水漏れは危険!
原因と対処方法を解説します
エコキュートの水漏れは、家庭でよく見られるトラブルの一つですが、早期に対処することで深刻な故障を防ぐことができます。
貯湯タンクからの漏水や、配管からの水漏れなど、様々な症状が発生する可能性があります。
いざ水漏れに直面した時に「まず何をしたらいいんだろう」と不安な方も多いのではないでしょうか。
水漏れでお湯が出なくなってしまう前に、こちらの記事でエコキュートの水漏れに関連する情報を詳しく紹介しますので、事前にしっかり押さえておきましょう。
目次 ▼
エコキュートの水漏れトラブルの症状
エコキュートの水漏れは、さまざまな原因で発生します。主な症状と原因について詳しく解説します。
エラーコード一覧
配管やホースからの水漏れ
こちらは経年劣化が主な原因です。エコキュートの寿命は一般的に10~15年とされており、 使用開始から10年を過ぎると、本体の劣化はもちろん、配管やパッキンの劣化が進み、水漏れのリスクが高くなります。室外機の周りが常に濡れている状態
メンテナンス不足が原因の一つです。 定期的な点検を怠ると、タンクやフィルターに不純物が溜まり、劣化や故障の原因となります。 タンク内の掃除に加え、配管が劣化していないか、コンスタントに確認することが重要です。水道代や電気代が急激に高くなる
目に見えない箇所からの水漏れが考えられます。配管の損傷や接続部の緩みなどが原因の可能性があります。 メーターを確認し、普段使用していない時間帯でも回っていないか確認しましょう。リモコンにエラーコードが表示される
内部の故障や水漏れを示している可能性があります。エラーコードの内容を確認し、適切な対応が必要です。 下記の一覧から、どんなエラーが表示されているか確認してみましょう。内部の結露による水滴の発生
過度な結露は問題の兆候かもしれません。また、凍結による配管損傷も見逃せません。 冬季には配管が凍結し、損傷や破損を引き起こすことがあります。さらに、エコキュートの設置場所の移動も水漏れの原因となる可能性があります。 自ら移動させると、ヒートポンプユニットとタンクユニットをつなぐホースが外れたり、接続部分に隙間ができたりする可能性があります。 移動する時は必ず専門業者に依頼しましょう。
エコキュートが水漏れする主な原因
エコキュートの水漏れは様々な原因によって起こります。
- 経年劣化 エコキュートは使っている年数が増えるにつれて部品が劣化し、水漏れを引き起こすことがあります。
- メンテナンス不足 定期的な点検や洗浄を怠ると、不純物が蓄積し故障につながります。
- 長期間未使用 長期間使用していない場合、配管内に残った水分が凍結することがあります。
- 設置場所移動 自分で移動させた際、接続部分に隙間ができたりホースが外れることがあります。
- 配管などの詰まり 配管やフィルターの詰まりは水の流れを阻害し、圧力上昇を引き起こすため、水圧低下や水漏れなどの問題を起こす可能性があります。
エコキュートが水漏れしたときの対処法
水漏れが発生したら、まず落ち着いて対処し、次の手順で応急処置を行います。最初に行うべきは、エコキュート本体の電気を切る(ブレーカーをOFFにする)ことです。
漏電のリスクを避けるために、漏電遮断器のテストボタンを押すことも忘れずに。
次に給湯を止めるために、止水栓を閉めることで水の流れを止めます。これにより、被害の拡大を防ぐことができます。
その後、専門業者に相談することをお勧めします。水漏れの原因が特定できないケースや、10年以上使用している場合は、専門業者に点検を依頼し、必要に応じて修理や交換を考慮します。
次に給湯を止めるために、止水栓を閉めることで水の流れを止めます。これにより、被害の拡大を防ぐことができます。
その後、専門業者に相談することをお勧めします。水漏れの原因が特定できないケースや、10年以上使用している場合は、専門業者に点検を依頼し、必要に応じて修理や交換を考慮します。
エコキュートの水漏れ予防法
日頃の点検とメンテナンスを自分で行う
日頃からエコキュートの点検やお掃除などのメンテナンスを行っていれば、水漏れなどの異常に早く気付くことができます。年に1〜2回程度の頻度が理想的です。 エコキュートの水漏れを放置すると、機器の腐食や故障のリスクが高まるので、メンテナンスは欠かさず行いましょう。 また、表示されるエラーコードを定期的にチェックし、異常がないか見ていきましょう。冷え込む日は必ず配管に凍結防止対策を
エコキュートの屋外配管は、凍結の危険性があります。特に寒冷地などの外気温が0度以下になりそうな場所に住まれている方は、エコキュートの取扱説明書に従って、配管の凍結を防止しましょう。 温水を低温度で循環させるなどの対策をするのがよいでしょう。1分間に約200ml(約コップ一杯分)の水流で、凍結を防ぐことができます。 また、フルオートタイプを使用している場合、浴槽の水を一定のレベルまでためておくことで、自動的に凍結防止運転が行われ、凍結を防ぐことができます。業者による定期的な点検を行う
減圧弁や逃し弁などのパーツは、寿命が8年から10年程度の消耗品です。そのため、メーカーは定期的な専門業者による点検を推奨しています。定期点検によりエコキュートや配管の劣化や不具合を早めに発見し、必要な部品の交換を行うことで、エコキュートの寿命を延ばすことができます。水抜きを行う事も大切
使用状況や地域の水質によって異なりますが、一般的には年に1〜2回程度排水を行うことがおすすめです。また、2週間以上の長期間不在時には必ず実施しましょう。 適切な水抜きを行うことで、エコキュートを清潔に保ち、効率的に運用することができます。エコキュートの修理費用の目安
エコキュートの水漏れ修理費用の目安は、軽微な修理で1万5,000円から2万円程度、部品交換が必要な場合は3万円から5万円程度です。ただし、水漏れの箇所や交換部品によって費用は変わってくるので、これらの数字はあくまでも目安だと考えておきましょう。
一方、エコキュートの交換費用は、機種や設置条件によって異なりますが、一般的に40万円から80万円程度です。 これらの価格は相場の目安であり、実際の費用は症状や場所によって異なります。 補助金を利用することで費用を抑えられる場合もあるので、専門業者に相談してみるのも良いでしょう。
一方、エコキュートの交換費用は、機種や設置条件によって異なりますが、一般的に40万円から80万円程度です。 これらの価格は相場の目安であり、実際の費用は症状や場所によって異なります。 補助金を利用することで費用を抑えられる場合もあるので、専門業者に相談してみるのも良いでしょう。
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