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エコキュート 故障

エコキュートの故障原因と
配管の重要性!
寿命や交換時期のポイントは?

エコキュートの故障の原因に多いのが、配管の劣化に伴う水漏れです。安心して長く使うため、エコキュートに使われる配管の種類やその特性について知っておきましょう。

エコキュートに使われる配管の種類

エコキュートの配管には、大きく4つの種類があります。

ヒートポンプ配管

ヒートポンプと貯湯タンクを結ぶ配管。タンクへお湯を運ぶ配管と、タンクからヒートポンプに水を運ぶ配管から構成されます。エコキュートに使われる配管の中で最も劣化しやすく、水漏れなどのトラブルが起きやすい箇所です。

給水配管

貯湯タンクから浴室のシャワーや水道の蛇口に繋がる配管。蛇口に水を供給する役割を果たします。

給湯配管

給水配管と同様に、貯湯タンクとお湯が出る場所、浴室やキッチンの蛇口などを繋ぐ配管。ヒートポンプから貯湯タンクに送られたお湯を各所に供給します。

ふろ配管(フルオートタイプ)

浴槽の循環口と貯湯タンクを繋ぐ配管で、これが設置されるのはフルオートタイプのエコキュートだけです。保温や追い焚きを行うときに必要で、浴槽内のお湯を回収したり、温め直したお湯を浴槽に戻す際に使います。皮脂などで汚れたお湯が通るので、当然配管内は汚れやすくなります。
※セミオートの場合はタンクから浴槽までの行きの配管1本のみ、お湯をタンクに戻す配管はありません。

「ヒートポンプ配管」は耐久性が必須

屋外で雨風にさらされるヒートポンプ配管は、その過酷な設置場所とエコキュートの中でも最も高い使用頻度であることから、より丈夫な配管を使用する必要があります。使用する配管の条件としては、「95℃の温度の湯が常に流れていても10年間以上問題ない」「雨風に強い素材」であるということです。外気にさらされるヒートポンプの配管は、気温の変化や雨風、紫外線などの影響を受けにくい配管が必要になります。また、スペースが狭い場所では曲げやすい形状の配管が使用されることもあります。ヒートポンプ配管は、設置場所や環境に合わせてさまざまなものが使われています。

配管を劣化させないようにするには?

配管を劣化させないためにどのような対策がとれるでしょうか?いくつかの防止策をまとめましたので、チェックしてみてください。

配管カバーをつける

劣化させないための手段として、配管カバーを設置する方法があります。直射日光が当たる場所や強い風が当たる場所にエコキュートを設置している場合や、寒冷地に住んでいる場合、カバーを付けることで劣化を遅らせることができます。

保温材(断熱材)を巻きつける

エコキュートの配管を劣化させない対策として、保温材(断熱材)を巻き付ける方法もあります。配管をむき出しのまま使用していると、冬場に配管が凍結しやすくなります。配管が凍結すると、水道から水やお湯が出てこないだけでなく、配管が破裂する危険性もあります。積雪がある地域だけでなく、年に数回水たまりに氷が張る日があるような場合も、設置しておくと安心です。

配管テープを巻く

配管テープは断熱材を保護し、見た目を綺麗に見せるために使用されます。長年の使用で配管がむき出しになっている場合は、テープを巻いて配管が錆びないように補修することも可能です。

エコキュートの配管の保護が必要ないケース

エコキュートの配管の保護が必ずしも必要というわけではありません。配管は、風雨にさらされ、紫外線に当たることで劣化していきます。このことから、屋内にエコキュートを設置している場合や、パイプスペースにエコキュートを設置している場合は、既に保護されている状態と変わらないため、配管カバーを付ける必要はないと言えます。

ふろ配管は自分でメンテナンスが可能

ヒートポンプ配管などはメンテナンスが難しいですが、エコキュートの配管の中で最も汚れやすい「ふろ配管」は、お客様ご自身でメンテナンスする方法もあります。

市販の洗剤を使って洗浄する

市販の洗剤を使って自分で配管洗浄を行うこともできます。やり方は使用する洗剤によって異なりますが、お湯を張った浴槽に洗剤を入れて溶かし、追い焚き運転をしてから排水するなどして洗浄するケースがほとんどです。この配管洗浄は、ほとんどのメーカーで半年に1回程度の頻度で行うことが良いとされています。また、洗剤は必ずメーカー推奨のものを使用することが大切です。フルオートタイプのエコキュートの中には、ふろ配管を自動で洗浄してくれる機能が付いたものがあります。湯垢や皮脂の汚れが流れるふろ配管は最も汚れやすいので、洗浄機能がついている場合はぜひフル活用してください。

エコキュートの故障を防ぐには「配管」がキーワード

経年劣化の激しい配管ですが、これらのメンテナンスを行うことでエコキュートの配管トラブルを最小限に抑えることができるでしょう。配管の寿命もエコキュート本体と同じ約10年程度と言われています。 なるべく長期に使えるよう日々のメンテナンスをしっかりと行っておきましょう。

エコキュートの故障時の症状と対処法

エコキュートが故障した場合、以下のような症状が現れる可能性があります。
  • ・お湯が出ない。もしくはぬるい
  • ・リモコンにエラーコードが表示される
  • ・異音がする
  • ・水漏れが発生している


これらの症状が見られた場合、以下の対処法を試してみましょう。
  • ・リモコンの操作で設定を確認・変更する
  • ・エコキュートの電源を一度切って入れ直す
  • ・エラーコードを確認し、取扱説明書で対処法を調べる
  • ・水位や水圧を確認する
上記の対処法で改善しない場合は、専門の業者に点検や修理を依頼しましょう。

エコキュートの修理・交換にかかる費用

エコキュートの修理や交換にかかる費用は、不具合の内容や機種によって異なります。一般的な目安は以下の通りです。

部品交換 1万円〜5万円
配管修理 3万円〜10万円
本体交換 30万円〜50万円

修理か交換かの判断は、エコキュートの使用年数や修理費用、新しい機種のメリットなどを考慮して決めましょう。専門の業者に相談し、適切な見積もりを取ることをおすすめします。

エコキュートを交換するなら正直屋

エコキュートの故障や水漏れによる被害は、火災保険でカバーされる場合があります。 ただし、保険の種類や契約内容によって補償範囲が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。 保証期間や火災保険の補償内容を確認し、適切な保護策を講じることで、長期的な安心使用につながります。 エコキュートの寿命や性能に不安がある場合は、買い替えも検討しましょう。最新の製品情報や補助金制度についても確認することをおすすめします。

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